今シーパラにはもうすぐ大記録を達成する、
おばあちゃんがいます
実はこのノコギリおばあちゃんあと2ヶ月で、
飼育日数10000日を達成します
日本一(もしかしたら世界一?)長生き記録を毎日更新中です
かなりの高齢のノコギリおばあちゃんですが、
まだまだボケてません
ちゃんとノコギリの長さを把握して泳いでいます
ガラス面にぶつからずにちゃんと泳いでるでしょ
ちなみに他の園館の方に聞いた話ですが、
ノコギリザメはノコギリの長さ分かってないみたいです
水槽が狭そうという声もありますが、
この高齢のノコギリばあちゃんを水から出して、
移動するには、かなりのリスクがあります
実際ノコギリばあちゃんがどう思っているかは分かりませんが、
住み慣れたところで我慢してもらってます
おばあちゃんすんません
あと二ヶ月とは言わずにもっともっと長生きしてもらいたいです
それで。。。
昨日はクルミ先生が寝なさるまでを書きました
今日は起きなさるまでを書きます
なぜかたま〜に飼育舎の凹凸の凹の部分に凸ではまって寝ているクルミ様
器用にバランスをとって寝ておられます
東南アジアのどこかの壁に彫ってある、寝ている仏像みたいになって微動だにしないクルミ様
眠たい時はとことん眠たい様子でほんとになかなか起きません
クルミが一人だけでプールに居るなら(ヒマワリとタンポポが別のプールなら)
クルミを起こす手伝いをしてもらえるイベントをしても良いぐらい起きません
最近は食欲が良好で眠気よりも喰い気が勝つので最終的にはエサで釣って起きてきますが
それでもバケツを持って行ったぐらいでは起きません
寝ているところに少し無理やり口の中にエサを入れて
その1つ目のエサを飲み込んだらだんだん自分で口を開けて食べ始めます
大昔の車のエンジンみたいに
ある程度人間がエンジンを回してからスイッチONをしないとうまくかかりません
始めはスタッフがクルミの口にエサを導入して
彼女がそれをゆっくり飲み込んだら次にまたエサを口に入れて少しずつ調子ずかさなくてはいけません
それでドンドン調子ずかせて食べる気になってきたらクルミの方からエサを欲求するようになってくるので
そうなってきたらスタッフが少しずつクルミから離れていくとクルミはエサが欲しいので起き上がってきます
昔の車のエンジンのくだりは分かりましたかね?
始めは人間が(スタッフが)手動できっかけをつくらないといけないのですが
うまく調子に乗って回ってきたらあとはエンジンが(クルミが)勝手に自発的に動き始めます
クルミのエンジンを始動するには少しコツが要るのです
否。。。必要なのはコツじゃなくて忍耐かも
今日は太陽が暖かい1日になった日本列島でもまた明日から天気が崩れるみたいです
本日また体重を計れましたセイウチのクルミさん
今日の体重は468kgもあって本当に夢の500kgに届きそうな勢いで大きくなっています
そんなクルミさんはよくお昼寝をしていらっしゃいますが
今日はそんな クルミが寝ていくまでの壮大な物語をご紹介します
11頃にごはんをもらったクルミはそのあとすぐに眠たくなることが多いです
でもまわりには眠気を感じていないヒマワリとタンポポが居るので、寝る場所によってはクルミはもみくちゃにされます
この日も、もう既に半分眠っている状態でタンポポやヒマワリに肉圧力をかけられ
海流に流される海藻のようにユラユラ動いていたクルミさん
「あぁ面倒くさそうやな〜」と思いつつ見ているとヒマワリとタンポポはプールへ入水
さぁ寝ようと思ったら今度はハエが飛んできてクルミの顔に止まって起こされてました
そしてそのハエがどこかに行ったと思ったら
今度は乾いた体が痒くなってきたみたいでポリポリと痒みとの戦い
その次はどうしても枕が欲しかったのか枕捜しの旅が始まりました
寝ている体を気持ち悪い動きでゆっくり動かして枕がある場所まで移動します
そこでやっと枕にあり付けて安眠態勢になるクルミさん
こうなるともうお昼寝の鉄板態勢なのでスッと夢の中へ入ってゆかれます
そしてこの日は、彼女が寝ようと努力してから実際に寝れるまで12分間かかり・・・
毎日同じように寝るんやから学習して初めからスっと枕の場所で横になったら1分で寝れそうなものですけど
でもだいたいいつも同じような流れを(過ちを)繰り返して最終的にはこれまた同じ場所でお昼寝しています
・・・学習しろよっ! と言いたくなります
スっと初めから枕の場所に移動して横になれば済むのに なぜに どうして毎日同じ過ちを繰り返すのかよく分かりません
クルミには必要な過程なのでしょうか? あの過程必要かな〜
P.S
11/29㈯ 朝8:00からの 知っとこ に二見シーパラダイスが少しだけ出ますので良かったら見て下さい
ど〜も
ご無沙汰していおりますミナミゾウアザラシの丸子です
売店さんより、以下のお知らせがあったのでご報告です
「オリジナル商品復活のお知らせです。
だいぶ前に完売していた、アッカンベ〜のパペットが再び販売される事になりました」
・・・と言うことで。あっかんべ〜のアザラシを知らない方の為にもう一度蛇足ながら
以前二見シーパラダイスにはあっかんべ〜をするミナミゾウアザアシが何人も暮らしていまして
その中の丸子というアザラシが26年ほど前にあっかんべ〜をして皆さんにお披露目していました
その当時、旦那さんの元気くんと娘の夢海子(ゆみこ)ちゃんと3人であっかんべ〜をしてテレビでひっぱりダコだったんですが
娘と旦那さんと丸子
現在はミナミゾウアザラシは当館で暮らしていません
最後のミナミゾウアザラシは丸子ちゃんでして、飼育世界記録を樹立して大往生で昨年に亡くなりました
でも。二見シーパラダイスと言えばあっかんべ〜とふれいあいということで
丸ちゃんがいなくなった後も変わらずやはり人気があり、
前回完売し、もう再び発注することはない予定だったのですが、
アッカンベ〜グッズの人気は落ちることなく他商品も売れ続けているので、
ここはやはり復活させるべきかなと
他、数種類のパペットさんに混じって販売しております。
一際可愛いのですぐ目につくかと
ぜひ一度、手をつっこみに来てください
P.S
超難問
このケープちゃんは、だぁれ
昨日からのエサのお話の続きで
当たりまえですが・・・季節や業者さん、そしてタイミングなどによって魚のサイズも鮮度も全然違ってくる冷凍の魚たち
二見シーパラダイスではサンマ・アジ・サバ・ホッケ・オオナゴ・チカ・イカ・コマイ・キビナゴなど毎日だいたい250kg前後の魚をエサとして消費していて
その時々で安くて鮮度の良いものを選んでその時の主食のエサにします
獲れる時にゴソっと買って大量に冷凍庫に保管してもらうとだいたいどのエサでも年間を通してずっと絶え間なく使えるぐらいの量を確保できるんですが
最近は海水温度の上昇からなのか?
例えばアジが獲れる時期になっても全然獲れなかったり、サバが獲れなかったりして
今までは例えば5〜6月ぐらいに小さいアジが獲れて・・・とかある程度の予定が立てれていたのが全く予想ができなくってきました
今年はホッケやオオナゴ、キビナゴが全然獲れていないですし
アジもあんまり獲れていません (サンマは大量です)
アジは多分どこの水族館でも主力のエサだと思いますが
二見シーパラダイスでもまずまずの主力エサ種でして
特にペンギンたちの主食がアジなので、大きすぎず小さすぎずペンギンたちがおいしく食べられるサイズのアジを探すわけです
なので1匹が30gぐらいのサイズのマメアジを安い値段で大量に確保したいわけです
ところが今年はアジが不良なのでなかなか良いサイズのアジを確保するのが難しいです
今現在二見シーパラダイスにストックしているアジは
1匹10gの小さいマメマメアジと 1匹50gの普通のアジでして
10gは小さすぎますし、50gは大きすぎるんです
この間の30gのマメアジが欲しいんですけどなかなか無いですね
なので仕方なく。ペンギンたちには現在10gのマメマメアジをあげているんですが
ペンギンたちには食べやすくて好評ですけどあげているスタッフの方は大変です
どの子がどんなけエサを食べたのか?
1羽1羽にあげているアジの数を数えていくわけですので
今までなら30gのアジを1日に20〜30匹前後食べていたと言うことは
10gのアジになると1羽につき60〜90匹ぐらい数えていかなくてはならなくなります
新人さんを見ている限り・・・1匹ずつあげていてなんとなく数えている様に見えた10gアジ給餌
ベテランさんが同じようにあげているのを見ると
マメマメアジをゴゾっとわしづかみにして大胆にあげています
さすがにベテランさん・・・あれでも数が分かるんや
と感心しきりでずっと見ていたんですが
どう見ても数えているようには見えなくて
聞いてみると適当にあげているみたいです
もう数えるのはあきらめて、だいたいどのくらい食べているかで把握していすようでした
そやそうなりますわな〜 と思った10gのアジ関連のお話でした
ちなみに。
新人さんも適当にだいたいで数えていたみたいです
数日食欲不振になっていたトドの小鉄くんですが
5日ぐらい前からだいぶ食欲良好が復活してショーにも参加しています
二見シーパラダイスでは、トドたちは通年を通してだいたいいつもホッケを主食にごはんをもらっていて
季節やタイミングによってサンマやアジ、サバなんかも3割ぐらい混ぜてあげています
でも。 トドたちが好きな順番は サバ→サンマ→アジ→ホッケで、ホッケが一番キライです
多分。ホッケの表面がザラザラしているのが嫌なんだと思いますが
低カロシー高たんぱくな感じのホッケの方がトドたちの体重管理がしやすいのでホッケが主役になっています
でも。その主食のホッケが今年はかなりの不漁で値段がバ〜ン1.5倍くらい上がりました
なのでホッケを少なくしてサンマの割合を多くしてあげていて、
もちろんカロリーはサンマの方が断然高いのでそれに合わせてエサの量も少なく減らしていました
でもどうやらそのサンマが小鉄くんのストマックには合わなかったみたいでして
胃腸の調子が悪い感じでした
それでサンマを止めて小ぶりのサバに変えたらドンっと調子が戻ってきました
よっぽどサバがおいしかったのか?
サバに変えてからすんなり外に出るようになり
結局小鉄くんが丸一日外へ出なかったのは1日か2日ぐらいでした
サンマがいつもより脂っこかったみたいです
カルビよりロースで! みたいな感じで
サンマからサバに変えたら劇的に1日で食欲が戻りました
エサのあげ過ぎ・・・もさることながら、あのサンマがどうもダメだったみたいです
最近みんな調子が良くて朝も元気に起きていることが多いセイウチたち
朝。スタッフが出勤した時間からテンション高いです
ヤングスタッフがセイウチプール掃除をし始める頃・・・
お年寄りスタッフが前を歩くと必ず呼び止められるセイウチプール前
セイウチたちが陸で寝ている朝はあまり呼ばれませんけども
早くからプールを泳いでいてバリバリに起きている時はバリバリに呼んできます
だいたいいつもヒマワリかタンポポが大きな声でスタッフを呼び止めますが
この日はタンポポが一番にスタッフを見つけました
ここから始まるセイウチ挨拶ループ
セイウチから見ると一般人である皆さんには、2分間のあいだに何回も挨拶にこないと思いますが
セイウチから見ると顔の割れたスタッフにはこっぴどくしつこく挨拶に来ます
約2分の間に合計8回もふ〜をさせにやってくるセイウチたち
ヒマワリとタンポポは3回挨拶に来て
クルミさんは2回だけ挨拶に来ました
ひっきりなしに交代で挨拶をしに来るセイウチたち
一般の人には2分間でこんなに挨拶をしに来ないと思いますので
良い機会なので一応動画を撮ってあります
セイウチ好きな人はこれで妄想して下さい
意味はあまり無いですが↓↓↓ノーカットにしてあります
P.S
先日もお伝えしましたが来週土曜11/29の放送予定で二見シーパラダイスが少しだけテレビに出るかもしれません
知っとこ という朝8:00からの情報番組です
取材当日は朝の8:30からカメラさんをめっちゃ見てました
今年生まれました生後7か月のゴマフアザラシ・いぶきちゃん
ふれあいステージとの間の扉の柵に頭を入れて遊んでいたので写真に撮りました
育ての親のひいき目で・・・かわいいなぁと思いつつ写真を撮るわけですが
フっとひいき目を差し引いて真摯に向かい合って息吹を見てみると
う〜ん・・・なんかそうでも無いような微妙な感じがしないでもないです
あんなにかわいく思っていた息吹ちゃんですがよく見るとちょっと。。。
一瞬そんなことを思いつつ。かわいいのには間違いないので特に気にせず日々を過ごしていましたが
体重が増えて大きくなった40kgの息吹と、体重50kgになった1歳年上の小丸ちゃんを並べて見た時
大きさの違いがあまり無くて一瞬どっちがどっちかよく分からなくなります
親心として 姉妹なので「かわいさ」も一緒だと思っていたので違いが分かりにくくて当たり前・・・と完全に思い込んでいました
でも。。。真摯に向き合って顔を見たらすぐに違いが分かって愕然としました
下の写真をよく見て下さい 息吹と小丸は全然違います 分かります?
分からないかな?
この下の↓↓↓写真も分かりにくいですが
この写真↓↓↓だとすぐに分かるんです
愕然とするほどの違い・・・分かりますか?
最近気づいて愕然としました もう1回言いますが愕然としました
姿・形・色・ゴマ模様・・・だいぶ似ている姉妹ですが
1か所だけ決定的な違いがありました
それは。。。小丸の目がかわい過ぎるんです・・・否、小丸の目が大き過ぎるんです!
見て下さいこの目↓↓↓ これがゴマフアザラシの目ですか! それとも何かのアレですか?
同じDNAを持った姉妹だとは思えないほどのこの違い
ダイオウグソクムシの目と少女マンガの目ほど違います
(注・ダイオウグソクムシをおとしめている訳ではございません)
親のひいき目で親バカでした
息吹がどうのと言うよりも、さすが小丸です
この目の大きさ・・・そして図太い神経の持ち主・・・
彼女は丸子の跡をしっかりと受け継いでおります
P.S
動物に全然関係ない話で恐縮ですが、パソコン(Windows)をシャットアウトする時の・・・
テンテンテンテン♪ というメロディーに合わせて友達が
ちんぷんかんぷん♪ と言いました ・・・その時にハっと思ったんですが案の定
それからずっと頭に残って「ちんぷんかんぷん♪」が流れます どうしてくれんねん