セイウチのクルミ先生がまた変な恰好でごはんを食べています
よくお昼寝する彼女はお昼寝している時は寝ながらごはんを食べます
それで。その様子を写真に撮ったら都合よくお腹が撮れたので皆さんにセイウチのお腹をご紹介します
セイウチはおっぱいが4つありまして、おへそもちゃんとついてます
これらは全て必要なものでして
セイウチで必要と言えば他にも目や耳はもちろん
特徴的なおヒゲと牙がとっても重要です
おヒゲは自然界では海底のエサを探す時のセンサーになっていて
飼育下でもスタッフの服や気になるものをワサワサ触ります
牙は攻撃したり、道具として何かに引っかけたりするのに使っています
でも。あまり必要なさそうなものもありまして
セイウチのしっぽって必要でしょうか?
泳いでいる時、多分それなりに水流を整えている為に活用されていると思いますが
セイウチのシッポはよく見ないと見落としてしまうほど小さいです
そしてもっと必要無さそうなのが
セイウチだけではなくてアシカの仲間たちも同じ感じですけど
前足の爪がほぼ何も役目がないと思います
でも5つちゃんとあって、ひょっとしたら実は何かの役になっているのかもしれません
爪と言えば後ろ足にも5つ爪があり、その中でも真ん中の3本はあきらかに大きな爪が出ています
前足のあるかないか分からないぐらいの小さな爪に比べてこの3本はしっかりとしたものが生えていまして
この3本の爪の利用方法は孫の手的な感じで体のかゆいところを掻く為に使っています
この「掻く」以外の用途で使っているところを見たことがありません
長いセイウチの歴史の中で、掻く為だけにこの爪が残ったんでしょうね
どうしても掻きたかった末の結末です
あと。完全に余談ですが。もちろん鼻も口もありまして
クルミの口はごはんを食べる以外は文句を言う為に(自己主張する為に)6割ぐらい使われています
P.S
じゃぁ 足の裏が痒い時はどうするのでしょうか?
夏休みも明日で終わりますね
みなさん宿題は大丈夫ですか?
さて。ツメナシカワウソの子どもたちですが
お昼寝していて毛が乾いているとパッと見た目で男の子か女の子か顔の違いが分かると思いますけども
(えっ? ボーっとしている方が男の子でシャキンとしている方が女の子ですよ)
水にぬれて毛がベタっとなると顔の違いが分かりにくくなりませんか?
いつも見ているスタッフでもどっちがどっちか分からなくなります
でも見て下さい↓↓↓
今まではコツメカワウソの結ちゃんのお下がりのリードをめいいっぱい大きく広げてツメナシ子たちに使っていましたが
マックスに大きく伸ばしてもいいかげんきつくなってきたので
もうひとまわり大きなリードを購入したついでに色違いのものを選んでみました
まぁセオリー通り 青は男の子用でピンクが女の子用です
これでお散歩をしていたらみんな見間違えないでしょ
そう。結のリードがきつくなるのもそのハズでして
男の子の今の体重が7.7kg 女の子で7.0kgあります
上の写真のスタッフと比べると、かなり大きくなったでしょ
もうチワワ用のリードでは追いついてません
P.S
ふっと気付いたこの黄色いタオル↓↓↓
タオルはスタッフの家にお歳暮でずっと残っていたもや古くなったものをもらって使っていますけど
この黄色いタオルは20年以上前のタオルです
とあるスタッフの実家である東大阪市の大蓮(おおはす)という地域の「だんじり祭」のタオルでした
あら懐かしい もちろん新しいタオルもありますが、これ、古すぎますね
さて。セイウチたちが遊んでくれなくなったおもちゃたちのその後はどうなったでしょうか?
せっかく作ったおもちゃですが、結局ほぼ活躍できずに終了してしまった浮きのおもちゃ
敷居の高いヒマワリさんはほぼ相手にしてくれず
タンポポも数分で飽きてしまい、クルミも30分ほどで見向きもしなくなりました
でも。元々があの重量級のセイウチたちが遊ぶのを想定して作っているおもちゃなので
壊れないような素材と切れないロープで作られています
なので。セイウチたちが遊ばなかったら次はだいたいイルカたちにまわって行きます
ということで。。。
イルカプールに入れてみました
普段から似たようなおもちゃで遊んでいるイルカたちなので
だいぶ遊んでくれるであろうという想定の中
期待を込めて投入したおもちゃですが
今までのおもちゃと似すぎていたのか? 理由はハッキリしませんが
まさかの誰一人として寄って来ない、遊ばない、触りもしないという大変残念な結果となりました
セイウチたちでも少しは興味を示してくれたのになんて大きな肩すかしでしょうか
別にイルカたちが悪いわけではないですが、なんとなく「かわいくないな」と拗ねてしまいそうになります
でもみなさん。大丈夫です!
かわいいかわいいゴマフアザラシの姉妹たちを見たらそんな気持ちは払拭されます
1週間ぐらい前に入れた例のイルカのお下がりのおもちゃを今でもまだ遊んでくれている彼女たち
さすがに大人たちはみんな遊んでいませんが
まだ幼い小丸と息吹姉妹は飽きずに遊んでくれています
なんでしたら。数年前に入れたおもちゃでもまだ遊んでくれていて
セイウチとイルカで折れた心をスーっと癒してくれます
なんてかわいいゴマ姉妹なんでしょうか!
セイウチ→イルカ→とお下がりではありますが、おもちゃたちの最後の楽園となっております
こうなったら今のおもちゃに飽きるまで、新しいおもちゃは投入せずに待機させておきます
P.S
先日の台風はみなさん大丈夫でしたでしょうか?
九州の西の方を通過した台風でしたが三重県への影響はものすごかったです
普通に台風が直撃したぐらいの強風と大雨が降りまして
そんなに影響が出るとは考えていなかったので慌てて日よけネットをたたみまして
強風に吹かれて日よけネットごとスタッフがグルグル巻きになってました
ツメナシカワウソの子どもたちは15時ぐらいにアシカショーステージでよくお散歩しています
観覧席の近くでウロウロしていたり、ステージでウロウロしたりしていますが
いろいろなものに興味を示して、特にすき間に手を入れてさぐったり頭を突っ込んでみたりしています
そんな子供たちですが、比較的オープンな男の子とちょっと警戒心の強い女の子で遊び方も少し違いまして
最近は男の子の方は困った遊びを開発しました
みなさん大好きスタッフを困らせるネタで
アシカショーステージの壁をベリベリ剥いで遊んで下さいます
少し前から少ずつ剥がし、今ではなかなかの面積を豪快に恥ずかしくしてくれています
絵を剥がすとみっともなくなりますし
そもそもカワウソが剥がせる壁ってなによ みたいは恥ずかしさもありますし
根本的にただでさえ古い二見シーパラダイスを
更に輪をかけてみっともなくしてくれています
なんか楽しそうに剥いでいるので止めるのもどうかと思ってほぼ止めていませんけど
できたら違うことをして遊んでもらいたいものです
恥ずかしいったらありゃしない
またスタッフが何か作っています
これは3種類の浮きをロープでつなげて輪状にしたおもちゃで
特にセイウチのヒマワリちゃんが遊んでくれないかと思ってスタッフが作っています
どうしてヒマワリちゃんがターゲットなのかと言いますと
彼女が一番大人で、こういうのに一番興味を示さないので
タンポポやクルミじゃなくて「ヒマワリが遊ぶ!」はおもちゃを作る側としては究極の目指すところなのです
なので。単調なおもちゃだとダメだろうと思って3種類の浮きをつけてみたのですが
いざセイウチプールに持って行くと案の定
クルミとタンポポは気付いたらすぐに上陸してきておもちゃに突進していきましたが
ヒマワリも遅れて上がってきた・・・と思ったら
どうやら他の2人の勢いに釣られてなんとなく上がってきただけだったみたいで
おもちゃに触りもせずにそのままノーコンタクトでプールへ帰っていきました
あーせっかくのおもちゃが触れもせず・・・と一瞬で撃沈され
ヒマワリの頂の高さと、タンポポとクルミの低さを思い知らされました
低いタンポポとクルミはそれなりに楽しそうにしていて
特にクルミ先生にはウケが良かったみたいでして
タンポポは2分で飽きたのに、クルミはその後もまだ遊んでくれています
そう。ヒマワリはノーコンタクト。タンポポは2分で終わりましたこのおもちゃ
あ〜なんて儚く短い華だったんだろうと無(む)になりかけていたら
クルミが楽しそうに遊んでいることにヒマワリがつられたみたいで
ここでヒマワリも おもちゃにファーストコンタクト!
そうなってくると逆におもちゃの取り合いになってきまして
そこにタンポポもくわわって
急におもちゃの価値がグ〜ンと上がりました
他人が興味無さそうだとまわりもなんとなくしれっとしますが
みんなが並んでいると自分も並びたくなる心理! みたいな行列効果が一瞬発揮され
1分ぐらいチヤホヤされたおもちゃは
またすぐにクルミさんだけのものとなりました
そして15分後にはクルミ先生も飽きたみたで
これを作ったスタッフの期待を思いっきり上げ下げして
最終的にはだいぶ落とされた結果になりました
困ったことにセイウチたちはすぐに飽きるんだな〜
力を入れると原型がどんどん壊れていくヤツは結構好きなんですがね
そんなおもちゃ 無いでしょ
やっぱり人間おもちゃが一番いいみたいです
スタッフルームでもそうでしたが
お引越しをしてもよく寝ているツメナシカワウソの子供たち
お引越しをしても、当たり前ですが性格の違いがハッキリ出ていて
いつも通り女の子に男の子が下に敷かれて寝ています
これは多分女の子の性格もあるのかもしれませんが
男の子が放胆過ぎると言いますか・・・警戒心が薄いと言いますか・・・
女の子よりも先にグゴ〜っと寝るのでその上に後から女の子が寝るのだと思います
そして一度寝たらちょっとやそっとでは起きない男の子
スタッフが近づくと、その音でスッと起きて目を開ける女の子に対して
男の子は全く気付かずにそのまま寝ています
男の子の方は鈍感で、女の子の方は繊細です
ですので、豪快におっぴらげで寝ている男の子はスタッフによく
たまたまをつんつんされて遊ばれています
性格の違いがどんどんと出てきた感じで
全体的には女の子が男の子に依存している傾向が強いです
外でお散歩している時も、だいたい男の子が好き勝手にフラフラしていて
それに女の子がついていきますの観察してみて下さい
ツメナシカワウソの子供たちですが
最近やたらと大きくなって、男の子はもう体重が7kgを超えましたので
スタッフルームではもう限界かと思い
飼育下で世界一長生きしたツメナシカワウソレジェンドのチィちゃんが暮らしていた旧飼育舎へ移動しました
ここは数日前からちょいちょい日中に移動させていて
少しずつ滞在時間を長くして慣れてもらいました
慣れた結果。ここでもごはんを食べますし、よく遊んでよく寝ています
エアコンもバッチり効いて快適な場所です
将来的には皆さんから見れる場所に移動したいとは考えていますが
当分はここで生活をする予定です
夕方のお散歩ぐらいはできたらいいのにな〜と思っていますけども
本人たち次第でできる日とできない日があるかもしれません
熱い熱い高校球児の夏が終わりましたね
毎日 熱闘甲子園 を録画し、次の日の夕食時に再生して連日泣きながらごはんを食べてました
そんなアツい夏も最近はだいぶと涼しくなって雨も降ったりします
日中は賑やかなイルカプールまわりですが
早朝はし〜んとしていて、ひんやりと秋の気配が漂っています
そんな静かな早朝
たまたま5:00に出勤する用事があって館内をウロウロしていると
イルカが1頭陸に上がって微動だにせずジッとしていました
これは夏の間の早朝によく見かける光景でして
とあるイルカさんの楽しみ? なのかどうかは分かりませんが
実は陸で寝ているのです
本気で寝ているのか? ただ単にボーっとしているのかは不明ですけど
近づいてきたスタッフに気付かない時もあるぐらいボケ〜っとしています
長い時は5分以上瞑想しているんじゃないでしょうか?
本来は水の中に居るはずのイルカさんが陸に上がって物思いにふけっている光景は
二見シーパラダイスの珍百景です