さあさあ
水族館では一年で一番忙しい夏休みが今日で終わります
今年の夏はトドの出産に始まり
のっけからバタバタした「2016年夏」でしたが
去年の夏には無かったカエルアンコウ展や
ペンギンのお散歩や
ゴマフアザラシたちが勝手に館内をウロウロするゴマちゃんゴロゴロなど
新しいことも取り入れて夏休み期間を頑張りました
そうそう。。。ウルトラマンとのコラボ企画も楽しく実施しましたね
トドの出産はもう少し早め(6月ぐらい)だと思っていたのに
夏休み前の7/10だったので 夏休みの準備もしてトドも見て大変でした
今年の夏は小鉄くんが一人でトドのショーを頑張るという・・・
とは言っても小鉄くんはいつもと同じ動きでしたので、スタッフがかなり頑張りました
とにかく。
伊勢志摩サミット効果でしょうか?
ありがたいことに去年よりも多くのお客様が伊勢シーパラダイスにお越し頂きまして大変賑わいました
伊勢シーパラダイスは明日から秋のタイムスケジュールに変わり
ゴマちゃんゴロゴロの数を増やして頑張りますので
これからも宜しくお願い致します
皆さんも明日から学校や今まで通りお仕事頑張って下さい
三重県を中心に展開している地元のスーパーぎゅーとらさんの
「ぎゅーとらナイトハイキング」が今年も伊勢シーパラダイスで行われました
毎年夏休みの後半に開催されている地元とのふれあいイベントでして
伊勢シーパラダイスのコンセプトは「ふれあい」
ぎゅーとらさんのコンセプトも「ふれあい大切ぎゅーとら」でして
もう10年ほど前から行っている共同企画です
伊勢シーパラダイスの閉館後
ぎゅーとらさんの各店舗で募集しましたお客様223名がトドプール前に集まり
用意しましたクイズを持って館内に入ります
クイズを解きながらシーパラ内を散策し
セイウチショーとアシカショーを見てからクイズの答え合わせをし
優秀者にはぎゅーとらさんからプレゼントがあります
「ぎゅーとらさんプライベート水族館」と化す閉館後の伊勢シーパラダイス
三重県民の胃袋とクイズの喜怒哀楽を伊勢シーパラダイスで独り占めする夏休み恒例の企画です
今年も無事に終わり・・・これで夏休みの終わりも近づいてきます
毎年寛水流空手の合宿稽古から夏休みが始まり、ぎゅーとらさんのイベントで夏休みが終わる伊勢シーパラダイスです
皆さん。夏休みの宿題は早めに終わらせましょうね
よく芸能人さんで、宣材写真ってあるじゃないですか。
あれの動物版というか、よくパンフレットとかチラシなどに使ってもらう
写真を、気合いを入れて写真を撮ることがあります。
アシカのチビもどこかで使ってもらえるかも
と、可愛い素敵な写真が撮れないか毎日頑張っております。
しかし、アシカのステージは屋内で、電気の光しかないので
暗くて、ただでさえ真っ黒なアシカが素敵に撮れるわけもなく。
ということで、お外で撮る事に。
最近は日中にポロンから授乳もしていないので、少しの時間なら
離れても平気になっていました。
ただ、結構な臆病ちゃんなので、怖がったりするかなと心配して
いましたが、意外に好奇心旺盛で、良い顔でゴマちゃんプール
をのぞいたり
排水溝に興味津津
楽しそうなのはいいんですが、動きまくってぶれたり、画面から
外れたりで、これはこれで・・・
最終的にお陽様の明るさに目が開かないという
ですが、この場所も気にいったみたいなので、ちょくちょく
トライできそうです
ちょっとした事件です
いつも通りスタッフが着ているフリースのチャックを開けて遊ぼうとするゆるりくん
チャックは初めスタッフの首元までグイっと上がっていますが
チャックのつまみを口でくわえて少し下におろし
後は手も使って一気に下げるゆるりくん
そんないつも通りの光景の中
カッパの中でチャックのつまみを口に挟みながらいつもと違う声でゆるりくんが声を出していました
聞こえるか聞こえないかくらいの小さな声で
「ぅぅぅ〜ん ぅぅ〜ん」と困った様な悲しい声で鳴いていたので
どうした? と思ってカッパをめくって中を見ると
調子に乗ってチャックで遊んでいたら
チャックのところにヒゲが挟まって抜けなくなったみたいで困っていたました
そんな声出せるんや・・・ってくらい。いかにも困ったような声で鳴いていたゆるりくん
一応自分でなんとかしようとしていましたがヒゲが抜けないみたいだったので
スタッフがチャックを全部下におろして無事に抜けました
余計なことをするからそうなるんですが
救出後もすぐにまたチャックで遊んでいて・・・
彼の学習しない事の方が大事件でした
さて今日はツメナシカワウソのゆるりくんのお話しです
普段はボーっとしていてあまり機敏な感じを受けない彼ですが
最近 例の氷を置く横木の上を歩くようになりまして
たま〜にフラフラとキャットウォークをしています
そう。忘れてましたが彼らはカワウソで
超ウルトラ運動神経で敏捷な動きができるのをすっかり忘れていました
運動神経が良くて手も器用でかわいくて・・・
よくよく考えるとなかなか恵まれた要素をたくさん持っているカワウソたち
そんなゆるりくんの日課
「スタッフが着ているフリースのチャックを下げる」も
手先が器用だからこそできること
ゆるりに下げられたチャックをスタッフが何度上げても嬉しそうにチャックを下げにくるゆるりくん
スタッフもこんな暑い夏にわざわざフリースを着る甲斐があります
脱がすのが上手な男の子です
ゴマちゃんゴロゴロに看板を設置しました。
ゴロゴロの説明と反対側には三頭のゴマちゃんの
紹介が書かれております。
(以後、写真が多いです。すみません)
さてイラスト付きの紹介と本物を見比べてみましょう
おっとりマイペース ふむふむ
優しいお兄ちゃん それは、どうかな
チャームポイント長いお顔チャームポイントなのか
確かに顔は、父親エリ君譲りで長い
続いて小丸ちゃん。
単独行動ヘッチャラ 確かに魚館に行っちゃう位だから
チャームポイント クルクルの目 そうだっけ
本当ですね。
これはゴマフ界の 広瀬すず(いいすぎ)
最後は、息吹ちゃん。
あら〜なかなかのお顔。
チャームポイント クールな目。物は言いようですね
ほんとだ、クールです。
その後の宇宙人みたいって言われるって
担当者からはグソクムシとの声も
なにはともあれ、この看板のおかげで、
三頭の区別がつく事間違いなし
ちなみに、全てスタッフからの見え方ですので、
あしからず
ツメナシカワウソのゆるりくんとくるりちゃん
暑い夏もエアコンの効いた部屋で快適に暮らしております
そんなゆるり&くるりの最新の遊びが生まれましたのでご報告
特に大した遊びではないですが
なかなかスタッフの服に寄って来ない時は泳ぎながらスタッフの手を触って遊びます
スタッフが水際に手を置くと
クルクル泳ぎながらそのスタッフの手を ホジホジっ ホジホジっ と断続的に触って泳いでいます
特に女の子のくるりちゃんがこの遊びが好きみたいで
スタッフが手を置くと 横目で見ながらすぐにホジホジ触って遊びます
わざとスタッフの手は見ずに
顔は水中か全然違うところ見て手だけでさぐって触るのは
カワウソの性質でしょうか?
目線は違うところを見ながら手だけが一生懸命にさぐっているシーンをよく見かけます
目は周りを見ながら(まわりの状況に警戒しながら)手元ではいろいろと探って獲物を獲るのでしょうか?
人はだいたい手元で何かをしていたら目線は手元に行きますが
カワウソは目線と手の動きがいつもズレている感じがします
人間で言うと 手は折り紙で鶴を折りながら 目はテレビを見ている感じです
感覚器としてずいぶん優れていそうなカワウソの手ですね
先日、書き込みしたペンギンウォークのコースが色々あって
変更されている理由についてです
ペンギンの森からアシカショープールまでテクテク歩いていく
ペンギン達。昔はなかなか泳がなかったのに、最近はすぐに
プールに飛び込むようになりました。
少し前はみんなノリノリで泳ぎ、楽し過ぎてなかなか
上陸しなかった時期もあったのですが、最近は5分〜10分
くらい泳ぐと勝手に上陸するようになってきました。
しかしここからが色々の理由の話で、なぜかシーパラのペンギン
達のほとんどが上陸の際、水中に潜って助走をとりジャンプして
上がれず、設置されたステップを使わないと上がれません。
更にスカイとナルというペンギンはそんなステップも怖くて
上がれないという
上陸できないと、次に控えたアシカショーの穴をあけてしまう
為、なんとしても上がってもらわないと
という事で、余っていた排水の蓋にヒモをつけて浮かべて
みました
蓋が浮かんでいる事に気が付かず、その上に来た時に持ち上げる
作戦ですこんな間抜けな作戦っと思っていたら、なんと
スカイちゃんが気が付かず見事引き上げられ、これをきっかけに、
ステップも使えるようになりました。
残るはナル1羽
ナルはこの蓋も怖くて近寄ることができません。
餌で釣ってみますが、全くの無反応
続いて、ペンギンに寄ってくるので、ペンギンを排水蓋
に集めますが、やはり全く寄って来ず
結局、この日は約1時間半かけ上陸させることができました
ではどうやって上陸させたか
最終的にスタッフがじりじりと距離を詰め、手で救い上げる
事に。
ペンギンウォークで泳ぐペンギンを見てもらう為に、ナルはしばらく
お休みで、夕方しか泳げそうにありません
今年に生まれましたトドの赤ちゃんを
早くお父さんの小鉄くんが居る表のプールに合流したいとず〜っと考えていまいて
実際に産後に3回ほど小鉄くんと合わせてみています
数日前も そろそろどうよ! と思って合わせてみましたが結果は今までと同じ
ヒナちゃんが小鉄くんの動きにいちいちビビるので
小鉄くんの動きに合わせてひなちゃんは動きます
・・・お母さんのヒナちゃんが赤ちゃんに合わせて動いてくれたら良いのですが
いちいち小鉄くんに合わせて動くので赤ちゃんへの授乳ができず
赤ちゃんはお母さんが来るまで(来ないので困っています)
スタッフと一緒に遊んでお母さん待ちをします
また、小鉄くんと赤ちゃんの関係性もあまり良くなくて
お母さんのひなちゃんが過度にビビるので赤ちゃんの方も小鉄くんを警戒し
小鉄君が赤ちゃんに近づくと走って逃げるので
逃げられると追いかけたくなる小鉄くんは
ヒナちゃんと赤ちゃんを追いかけてしまいます
しかも赤ちゃんは41キロまで大きくなったのにプールから一人で上がれないという
(本来なら生後一週間ぐらいで上がれますし、上がれない時はお母さんが引き上げます)
スタッフが24時間付いて見ないと危なっかしくて仕方がない状況でして
しかも小鉄がウロウロしている中24時間つくなら男子スタッフでしょ
何日間観察が続くか分からないという 男子スタッフだけの24時間観察なんて
昼間も仕事をしないといけないのにムリムリと思って今に至ります
さてさてどうしたものか?
ヒナちゃんの小鉄くんへの接し方が本気過ぎて大変困っております
ふわ〜っと適当に流してくれたら小鉄くんも気にしないのに
本気でぶつかるから小鉄くんも意地になってしまんです
世間で良く聞く夫婦みたいな。。。早くお互いが空気みたいにならないかな