先日。年に4回ほど行うイルカプールの大掃除をしました
飼育スタッフの仕事の中で 掃除・調餌・給餌・ショー は大事なお仕事です
毎日水を抜いて掃除ができるプールもあれば、抜けないプールもあり
イルカプールは なかなか気軽には水を抜けるプールではありません
気軽に見ずを抜けないので全国の水族館のプールは(うちも)潜水掃除などを行います
水を抜いて掃除をしている間、イルカたちには隣のプールへ移動してもらい
水を抜くのに1時間半、掃除で1時間、水を貯めるのに2時間ほど待ってもらいます
ちょっとうっかり。掃除中の写真を撮るのを忘れたのでダミーのスタッフを描いみましたが
スタッフはみんなでたわしを持ってゴシゴシと掃除をしていきます
全ての作業が終わったのは夜の9:00
水が溜まったらイルカたちを隣のプルから戻して電気を消して終了です
飼育スタッフの大事なお仕事とは言えなかなか大変な 大掃除
おかげで気持ち良さそうに泳いでいるイルカたちです
このような大掃除はイルカたちのプールだけではなくアシカショープールやセイウチやトド、アザラシなどなど
閉館間際に水を抜いてみんなでゴシゴシします
ゴシゴシする作業は 寡黙になってひたすら手を動かす単純作業・・・・
はじめはいろいろとおしゃべりをしながら掃除をしてますけど
15分もすると どうしてもみんな無口になります
そんな「無」になっていゴシゴシしているスタッフにカメラを向けると一瞬だけ元気なります
あとは「おなかすいたな〜 今何が食べたい?」・・・とか
食べ物の話になるとみんなしゃべりはじめます
なるべく明るく作業をしたいコツコツ大掃除です
皆さん、はじめまして
シーパラの笑顔代表(自称)!!のニカニカお姉さんです
今日から私も、少しずつブログを書かせてもらうことになりました
まさか私が!飼育係の落書き帳を書く日が来るなんて!!・・・と
心の中はお祭り騒ぎです
私自身、大好きで毎日欠かさず読んでいる、飼育員の落書き帳
大先輩のスタッフさんに負けないように、楽しいブログを書いていきたいと思います!
どうぞ宜しくお願いいたします
おっと、ご挨拶が長くなってしまいました・・・すみません
さてさて、今日は『はじめまして』ということなので、
『はじめまして』繋がりで、私が飼育係になってはじめて
関わらせてもらった、アシカのお話しです
そのアシカとは・・・
そう!ムスビちゃんです
全てが初めてで、右も左も分からなかった私が、
はじめてお魚をあげた、小さくておてんばなムスビちゃん
先輩スタッフに、「平常心で」と言われ、
「はいっ」と元気よく返事をしたものの、心臓が口から飛び出そうなほど
ドキドキしていました
私とムスビちゃん、実は正反対な性格をしておりまして・・・
私は、体は大きいですが 気は小さく、
逆にムスビちゃんは、体は小さいですが 気はとても大きいんです
私が、新米ながらトレーナー感を醸し出しつつ近づいても、
「誰あんた?新入り?」と余裕な表情のムスビちゃん
勝手に帰っていったり、怒られたり、最初は泣かされっぱなしでした
そんな正反対の2人ですが、コンビを組んで
かれこれ2年が経ちました
凸凹コンビながら、毎日楽しくやっています
ムスビちゃんは、体も小さく
まだまだ子供のアシカですが、
私にとっては、色んなことを教えてくれた「先生」であり、
意地をはり合いながらも、新しい種目を一緒に作り上げた「戦友」であり、
つらい時も、楽しい時もいつも一緒にいた「親友」でもあります
これからも、小さくも頼もしいムスビちゃんと一緒に、私自身
身も(身はもういいかな・・・)心も大きくなっていきたいと思います
いよいよ一般参加が始まりました
ゴマちゃんの膝枕体験イベントです。
このイベントではゴマちゃんの重みや体温を体で
感じる事のできる、日本初のふれあいイベントです
以前、スタッフの膝で練習している写真を載せましたが
夏休みの十分な練習を経て、一般のお客様にも参加
できるイベントとなりました
でもほんとの事言うと、上写真の様に、がっつり
膝にゴマちゃんが乗る本気腹枕や
もうちょっと、顔近くでゴマちゃんを抱っこや、その他
もっとゴマちゃんと密着度の高い体験も考えていましたが、
やれ服が汚れる?ちっちゃい子が重さに耐えれないのではで
今回は4才の子供ちゃんから大人まで楽しめる内容に決定
しました
とはいっても小学生高学年以上の子は、結構遠慮なく
乗るので、その重みをしっかり感じれると思います
昼と夕方のゴマちゃんゴロゴロ後に実施しています。
先着5名様なので、入場券についたらお早目のご予約を
お願いします
育ての親でありながら、コツメカワウソの結の奇行に頭を悩ませるスタッフ
ムコドノと結とのお見合いは一体いつまで続くのか?
早く仲良くなって同居して欲しい親心ですけど「
「結の扉」を開けて隣のムコドノと会せると相変わらず結がムコドノにケンカを売って
ムコドノが反撃しながら終始逃げ走る・・・というずっと変わらないコントが繰り広げられています
「結の扉」を開けるといつもムコドノに
ちょっと! なんで扉を開けるのよ! あの子どうにかして! と言う顔で不満を訴えてきます
ムコドノは最近は結の部屋の方へも逃げるようになってきまして
まぁ結の部屋に逃げても結の行動の結果は同じですけど・・・なにか? みたいな
忍者のように素早い動きでムコドノを追跡します
結のあの運動能力の高さと気性の荒さに
今更ながら脱帽する育ての親スタッフでございます
はぁ〜 とため息が出るほど結の大きな壁が崩せません
ドラえもんになんとかしてもらいたいです
毎日三回行われている、セイウチお散歩タイムです。
この時間に使われている最も重要なアイテム
それは、床に敷いてあるシート。
これ正式名称をロンリュームといいますが、シーパラでは既に
25年以上も前から活躍している、大切なショーの必需品です。
セイウチが動きやすく滑りやすくするために、敷かれるこのシート
ショーの前に、新人さんや学生の実習生さんが敷いてくれるのですが、
この作業腰をかがめて行うのでなかなかきついんです
敷くはともかく、巻くのにはちょっとしたコツが必要で
簡単そうに見えて、すぐに曲がって巻かれてしまうので、
何度もやり直しがありそれまた大変で
そんなシートのお片づけを、セイウチのタンポポちゃんが
フンフンと鼻先で押しながら手伝っているのを発見
しかし、ただシートを押し続けているので、その出来上がりは
なかなかぶちゃいく
結局はスタッフがやり直す事も多いのですが、一生懸命
お手伝いをするポポちゃんを応援してあげて下さい
まずまず好評な伊勢シーパラダイスの新しい展示
ゴマフアザラシによるアザラシゴロゴロ
夏は1日2回でしたが秋になってからは毎日3回。安定して行っています
お客さんと動物たちがある程度自由に一緒に居れないか?と
数十年以上前から歴代の先輩方の構想としてありましたこの展示
お客さんを気にせずほぼ無視してウロウロするシーパラ生まれの子たちが居たからできた展示です
この展示の見どころはアザラシとお客さんが普通に一緒に居るという
よくよく考えると「変な空間」をユーモアを持って見れるかどうかがミソです
この時間はお客さんよりもアザラシが優先になりますので
触ることや跨いだりすることはできませんし、お客さんの方が道を開けて頂くお手伝いはしてもらっていますが
いろいろな角度からお写真は撮れますので
アザラシたちの吐息を顔に受けながら近くでかわいい写真を撮ってみて下さい
このシュールな光景を面白いと思ってもらえたら楽しく過ごせる展示になると思います
P.S
今日。久しぶりに太陽を見ました
最近ずっと伊勢シーパラダイスは雨でしたので
久しぶり過ぎて 太陽ってこんなに明るかったかな? と思いました
雨の後だったので 雫で全てがキラキラしてました
セイウチ担当の飼育スタッフたちのお話しです
クルミ先生のクルミフィルター(新人いびり)に鍛えられてきたヤングスタッフたち
セイウチの気持ちが分からずしてセイウチのショーには出られませんから
あのややこしい性格の(すなおとも言う)クルミ先生にご指導頂いて育ったスタッフたちが
もう本格的にセイウチショーを引っ張っていく人材として育っています
入社3年目の男子はヒマワリにもタンポポにももちろん過去にはクルミ先生にもエサをあげていて
入社2年目の女子2人はそれぞれタンポポとヒマワリと一緒に安定してショーに参加できるようになりました
まだまだセイウチたちの方が先輩ですが、セイウチたちに認められるように毎日修行をしています
基本的に。スタッフに対して上から目線な伊勢シーパラダイスのセイウチたちに
ある程度認められるようになるまでには時間がかかりますし
認められるだけの努力は必要です
セイウチたちが全然言うことを聞いてくれなくて悩まされたり時には泣かされたりしながら
喜怒哀楽を共にしてやっとセイウチたちに認められるようになってきます
ある意味セイウチたちと対等に接していかなくてはセイウチたちがエサも食べなくなってしまいますので
クルミ先生の新人いびりフィルターを通って鍛えられたことが活かされているに違いありません
先輩スタッフからも「そのままの自分で そのままの考えで動物たちと接しても相手にされないよ」と・・・
要は「無意識の受け身」を早く払しょくして、自主性を持って自分の力で壁を乗り越えていかないとダメだと
常日頃から厳しく言われ続けていますので(かく言う先輩もまだまだですが)
何度も壁にぶち当たりながらここまでやってきました
最近でこそすんなり体温を測らせてもらえるようになったヤングスタッフたちですが・・・
若い頃はどうしても 動物をコントロールしよう! という気持ちが無駄に表に出てしまい
動物に対して上からモノを言おうとします(若い頃は仕方がない みんな同じです)
自分よりも大きな動物を押さえることができるわけは無く
お互いの関係とか 日ごろからのお付き合いで 美味しく食べて気持ちよく動いてもらうところを学習しなくてはいけません
ローマは一日にしてならず・・・
セイウチたち(動物たち)の大きな壁はこの仕事をしている限り永遠に続きます・・・
台風が駆け足で抜けてくれることは日本にとっても伊勢シーパラダイスにとっても良いことでしたが
9/21にトドプール前からパトカーや白バイ隊による交通安全週間に向けての出発式が台風の為に中止になりました
去年は津波警報が出た為に中止になり、今年は台風の為に中止で
小鉄くんは去年も今年も練習を頑張りましたが空振りになりました
まぁ・・・自然には勝てないので全然仕方ないと思いますが
2年も連続で中止になると、「中止の為の特別イベント」として思えばうっすらと笑えます
でもせっかく小鉄くんは頑張っていたので
本番数日前の9/18に警察の方と本気のリハーサルをしていたのでその時の写真で
小鉄君の頑張りっぷりを見てあげて下さい
怖がりの小鉄くんに反射材をつける練習をちゃんとしまして
「小鉄くんからの交通安全宣言」なるもの4つに合わせてあっかんべ〜をします
「飲酒運転・信号無視・一時不停止 あっかんべ〜」
「スマホ運転・スマホ歩き・ながら行為は あっかんべ〜」
「ドライバーさん、歩行者がいる横断歩道は、止まらないと あっかんべ〜」
「暗い時間、明るい服着て、反射材を付けていないと あっかんべ〜」
上の宣言に合わせて 反射材をつけている小鉄くんがあっかんべ〜をする予定でした
そしてその後・・・出発式最大のハイライトである機動部隊の出発でしす
車両部隊出発準備!
「乗車!」
「エンジン始動!」
「赤色灯点火!」
「出発!」
車両部隊の出発を見送り敬礼!(小鉄くんもお偉いさんたちと並んで敬礼でのお見送りをする予定でした)
これをもちまして
平成28年 「秋の全国交通安全運動」出発式を終了します!
小鉄くんの出発式出席はかないませんでしたが
こうしてここで小鉄くんの頑張りっぷりを皆さんにお伝えできたことで頑張ったことが成就しました
皆さんも交通安全を心がけて下さいね
さあ今日はみなさんがなかなか見ることの出来ていないトドの赤ちゃんについて書こうと思います
最近赤ちゃんだけでずかずかと行動範囲を広げている赤ちゃん
お母さんがいなくてもどんどん冒険をしています
最初はお母さんにべったりだった赤ちゃんもいろんなことに興味をもちはじまめました
例えば・・・
最近の流行りの遊びはデッキブラシをはむはむしたり
ホースで遊んだりと毎日大忙しです
そして体重を測定する時は皆さんご存知の抱っこして測っているんですが・・・
こんなにもお姉さんしんどそうなくらい重たくなってきています
最初は20キロ弱だった体重が今では45キロもあります
このまま順調に育って小鉄君みたいな立派な男に育ってね
PS.
はじめましてぴちぴちお兄さんです(いろんな意味で)
今回はじめて記事をかかせてもらいました
これからもちょくちょくupしていくと思うのでよろしくお願いします
皆さま、台風大丈夫だったでしょうか。
シーパラも雨漏りだらけで・・・
残念ながら本日予定しておりました、警察の出発式は中止
昨年の地震といい、今回の台風といい、出発式には縁がない
ようです
さて、小鉄君が練習している風景があがってましたが、
なにげにペンギンも登場予定で、なんとなくの練習は
しておりました
出発式の変わりに、実際に反射板が暗いとこで有効なのか
実験しつつ、ペンギン達を引き連れて散歩がてらに
トドプールを目指したいと思います
淡水魚が展示されている、洞窟ゾーンに行くと、その効果は
ハッキリと出ました。カメラのフラッシュによく反応し更に目立つ
のがわかります。
これなら夜道で車のライトが当たったら本当によくわかりそうです。
明るいとこでは効果はなし
トド前でもよくわからないので出発式やったとしても
効果は伝わらなかったですね・・・きっと
出発式を頑張った小鉄さん、と書こうと思ってたんですが、
残念ながらその練習の成果を発揮できずまま、来年?
に持ち越しです
再び暗い道を戻るペンギン達。
反射板って役にたつんだなぁうちの子供にもつけよっと
思う次第であります